時たま、旅人

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自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

ザーンセスカンス風車村とオランダグルメ

 

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午前中にチューリップ畑を見た後は・・・次なるオランダらしい風景「風車」を目指してみたいと思います。

 

オランダには二つの有名な風車村があります。一つはキンデルダイク風車村。世界遺産にも登録された絶景スポットですが、ロッテルダムの郊外にあります。残すところ滞在半日のわたしにはちょっと厳しい・・・。そこで、今回はアムステルダムから片道40分で行けるアクセスが便利なもう一つのザーンセスカンス風車村に行ってみることにしました。

 

アムステルダムからザーンセスカンス風車村へは、アムステルダム中央駅から発着する列車かバスでアクセスできます。今回は15分毎に出ている列車を選択。中央駅で、オランダ鉄道の普通列車アイトヘースト行きに乗車し、約20分で最寄駅のザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅に到着しました。駅から風車村までは標識に沿って約1.5km、徒歩で15分ほどの道のりです。

ザーン川が見えてきました。アムステルダム周辺地域は干拓地なので、もはや川か運河かわかりませんが、水辺に沿って並ぶ家々のカワイらしいこと!f:id:greenbirdchuro:20190618103850j:image

 

ザーン川に架かる大きな橋の向こうには運河沿いに並ぶ風車の列が見えてきました。ザ・オランダという風景!f:id:greenbirdchuro:20190616181605j:plain

 

世界で初めての工業地帯として栄えたザーセスカンスには、17世紀のピーク時には1000基の風車が建っていたとも言われています。600基と記録されているものもあり、正確な数はわかりませんが、とにかく数を正確に把握できないくらい多かったようですね。風車の用途は発電だけでなく、材木の切断や粉挽、油の製造と様々でした。f:id:greenbirdchuro:20190616181602j:plain

 

 現在は保護地区として運河沿いに12基が残されるのみですが、いずれも現役で稼働しています。ちなみに、入口から一番目の風車はマスタードを作っていました。それにしても、青い空にカラフルな風車が映えてオランダにいるなぁ・・・なんて実感します。f:id:greenbirdchuro:20190616181609j:plain

 

村の中にはカラフルな建物がずらりと並んでいます。今にも小人達が出てきそうなカワイイ建物は、ザーン地方特有の家屋で、チーズ工房や木靴工房になっていました。村全体が伝統を伝える博物館のようです。風車の中のお土産ショップでは、マスタードや風車型のクッキー、チーズなどご当地らしいお土産が揃っていました。f:id:greenbirdchuro:20190616181717j:plain

 

嬉しいことに、ザーンセスカンス風車村は無料開放です。稼働している風車の内部に入ったり、博物館に入場する場合は有料ですが、風車と運河、そしてかわいい建物を見ながら歩くだけでも十分に楽しめると思いますよ。f:id:greenbirdchuro:20190616181720j:plain

 

稼働している風車の内部に入ったり、内部の階段を上がって屋外に出ることもできました。風車の羽根が立てる音がなんとも心地よく耳に響きます。ここに数百基の風車が建ち並ぶ工業地帯だったなんて信じられない長閑な風景が広がっています。f:id:greenbirdchuro:20190618104102j:imagef:id:greenbirdchuro:20190616181724j:plain

 

風車って大きいのになんでカワイイんでしょうか。でも、稼働している風車の後ろ姿はベテランの職人さんを見ているようで、頼もしくもあり、哀愁が漂っているようでもあり、なんだか生きているみたいです。f:id:greenbirdchuro:20190616181728j:plain

 

ずっと眺めていたい絶景ですが、後ろ髪を引かれながらザーセスカンス風車村を離れました。

 

 

ここからはオランダグルメ(偏りあり)を一挙公開します。

 

今回のアムステルダム滞在では食事に苦戦しました。何故かというと・・・倹約家のオランダ人は外食の習慣がほとんどないので、外食の為のレストランがほとんどない!大都会アムステルダムも例外ではありませんでした。街中のレストラン(?)と言えば、ケバブかカフェばかり・・・。オランダまで来てケバブを食べたら負けた気がする・・・。というわけで、いつもよりかなり苦戦しながらご当地グルメを楽しんで来ました。

 

まず、オランダと言えばハイネケン。お馴染みすぎてグルメレポートは必要ありませんね。でも、レストランも無いのにどこで飲むの?・・・実は普通のカフェです。カフェで飲まれているものは、圧倒的にビール>>>コーヒーでした。さすがオランダ!f:id:greenbirdchuro:20190618140752j:image

 

 オランダ人はスープ好き 。カフェでも豊富な種類のスープが楽しめますが、最初のチョイスはホワイトアスパラガス。実はホワイトアスパラガスは春限定で楽しめるオランダの隠れ名物なんです。茹でたアスパラガスにソースをかけるシンプルな食べ方も良いですが、風味が濃厚なスープもおススメです。f:id:greenbirdchuro:20190618140800j:image

 

マッシュルームのスープ。きのこの出汁と風味が濃厚で付け合わせのパンがとてもすすみました。スープ皿になみなみ注がれたスープとパンだけでもお腹いっぱいになること請け合いです。f:id:greenbirdchuro:20190618140805j:image

 

スタンポットはオランダ版のマッシュポテト。家庭料理代表らしく家庭毎にそれぞれの味があるようです。カフェやレストランでは見つけることが出来ず、街中のスーパーで購入しました。生野菜の食感も美味しいお気に入りの一品で、滞在中に何度かお世話になりました。f:id:greenbirdchuro:20190618140815j:image

 

オランダのクロケットは日本で言うクリームコロッケ。自販機でも買えるスナック的ポジションで街歩きのお供に最適です。定番の牛肉はFEBOでトライ済なので、小エビにしました。カリカリの衣とスパイスの効いた濃厚な味にマスタードを合わせると本当にビールがすすみます。他にも豚肉や野菜クロケットなど種類も豊富でした。f:id:greenbirdchuro:20190618140821j:image

 

あまり生で魚を食べないオランダ人もサーモンは大好きなんだそうです。パンやクリームチーズの美味しいオランダではサーモンや野菜のサンドイッチの味も抜群で、カフェでも人気のメニューでした。f:id:greenbirdchuro:20190618140828j:image

 

うなぎ料理のバリエーションは蒲焼きや白焼きしか思い浮かばないわたしでしたが、ヨーロッパでも多くの国でうなぎが食べられています。うなぎの稚魚(うなぎしらす)をガーリックとオリーブオイルで軽くソテーしたものがポピュラーで缶詰としても売られていました。エビとうなぎしらすと卵のオープンサンド、なかなか豪華な一品です。これ以来、うなぎしらすにはまっていて、自宅でもパスタに入れたりしています。f:id:greenbirdchuro:20190618140833j:image

 

一見するとスペイン風オムレツのように見えるこの料理はヒュッツポット。じゃがいもと玉ねぎとにんじんをじっくりと煮て、潰し、牛乳を加えて塩こしょうで味付けしたものです。人参入りマッシュポテト?コロッケの中身?と言ったところでしょうか。ミートボールやソーセージのようなお肉と一緒に頂く冬の郷土料理です。f:id:greenbirdchuro:20190618140842j:image

 

学術的にチーズが作られ始めたのは何千年も前だと証明されているオランダは、中世にはすでにチーズ大国の国際的評価を得ていました。「チーズヘッド」と呼ばれるほどチーズ好きのオランダ国民となると、お料理に使われるチーズの量も半端ありません。まずは、チーズたっぷりラザニアf:id:greenbirdchuro:20190618140850j:image

 

シーフードのチーズ煮込でも具材が見えないほどのチーズが使われていました。チーズで煮込んじゃうあたりがチーズ大国らしいですね。f:id:greenbirdchuro:20190618140857j:image

 

牛肉と鶏肉のミンチをソーセージ状にして揚げたフリカンデルの入ったパイ。ハンバーグに近い味で、コンビニグルメの代表です。f:id:greenbirdchuro:20190618140931j:image

 

ストロープワッフルは、ベルギーワッフルとはあまりに見た目の違うオランダ版ワッフルで、サクッとした薄焼きのクッキーの間に甘いソースが挟まったお菓子です。コーヒーカップの上にのせて、その熱でキャラメルを溶かしながら食べるのが一般的です。定番のストロープシロップ以外にもキャラメルやハニーシロップ、チョコレートがけのワッフルもあり、大きさも様々でお土産にも購入しました。高カロリーであることは間違いないですが、クセになる上品な美味しさです。f:id:greenbirdchuro:20190618140911j:image

 

カフェと同じくらい街中で見かけるのはコーヒーショップ。これはカフェは全く違うもので、いわゆるドラッグを楽しむ為のお店です。かなりオープンなので見分けがつきにくく、予備知識なしに入ってしまうとビックリしてしまいます。ヘタレなので試してみる勇気はありませんでした。これは、やっと見つけた普通のカフェで頂いたものです。普通とは言ってもオーガニックカフェでしたけど。f:id:greenbirdchuro:20190618140957j:image

 

カフェで女性達が飲んでいたのはフレッシュ・ミントティーでした。コーヒー・紅茶大国でもあるオランダで、ここ数年ブレークしているカフェメニューだそうです。ちなみにティーとは言いながらお茶は全く入っていません。ミントの生葉にお湯を注いで、しばらく置いたら出来上がり。添えてある蜂蜜や砂糖を足して好みの甘さに調整します。なんか体に良いことしてる気分になります。f:id:greenbirdchuro:20190618141005j:image

 

 

オランダ料理の印象は・・・非常にシンプル。よく言えば素材の味を生かしている、悪く言えば大味。食事は楽しむものではなく、お腹を満たすものと考えるオランダ国民らしいのかもしれませんね。

オランダ おいしい生活12ヶ月

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