時たま、旅人

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自称世界遺産ハンターが行く!旅好き会社員の備忘録

百塔の街でトゥルデルニーク

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 大きく世間に出遅れたくせに、この大型連休にどっか行きたいという欲求を抑えられなかったわたし。足掻きに足掻いて計画性ゼロの行き当たりばったり中欧旅行を決行することになりました。

 

成田→仁川(韓国入国→出国)→北京(中国入国→出国)→ウィーン(シャンゲン入圏)

乗継2回で済んだならまだマシじゃん!って思われるかもしれないけど、航空券がウィーンまで通しで取れてないので、韓国と中国でそれぞれ出入国審査を受け、ページの残り少なくなってきたパスポートに無駄にハンコ押されたのは痛かった・・・。

 

ウィーン到着は午前6時台。乗継時間が長かったおかげで情報収集もでき、なんとなくプランが出来てきました。

早朝で混んでないせいか入国審査も荷物の受け取りもスムーズ。そのまま空港直結の鉄道でウィーン中央駅に向かいました。f:id:greenbirdchuro:20190514234129j:plainさて、音楽の都ウィーンでオペラ座三昧!!と見せかけておいて、駅の敷地から出ることなく、そこらか更に列車で4時間。

着いた場所は百塔の街「プラハ」です。f:id:greenbirdchuro:20190514234136j:plainプラハ中央駅は1871年にオーストリア皇帝の名前をとってフランツ・ヨーゼフ駅として開業しました。当時のチェコはオーストリア領だったんですね。今の駅の名前になる前は、東欧の民族自決を唱えた当時のアメリカ大統領からとってウィッドロー・ウィルソン駅という名前だったそうです。駅の名前からプラハの歴史が垣間見えます。

 

20世紀初頭に建てられた駅舎のメインエントランスは、改装されてからはほぼ機能していません。でも、まるで教会のような荘厳な雰囲気で一見の価値があり!f:id:greenbirdchuro:20190514234143j:plain

 

駅から歩いて10分ちょっとにあるヴァーツラフ広場に面したアパートメントがプラハでの宿泊先です。旧市街に徒歩圏内で、地下鉄駅が目の前にある便利な場所です。f:id:greenbirdchuro:20190514234150j:plain

広場の先に見えた国立博物館は、夜になるとライトアップされてこんなに幻想的になります。ミッション・インポッシブルのロケ地としても登場したことありましたよね。f:id:greenbirdchuro:20190514234155j:plain

 

広場から散策をスタートするとすぐにハヴェルスカー市場が見えてきました。旧市街の市場で残っているのは唯一ここだけ。f:id:greenbirdchuro:20190514234327j:plain

土産物やチェコらしい雑貨が売っていて女子の心をくすぐります!でも、ここで慌てて買い物してはいけません。観光客向けの商品はそれなりの価格なので(むしろぼられ気味の感じ)、後でスーパーに行って後悔することになります。ここは見て楽しむだけにとどめておきました。f:id:greenbirdchuro:20190514234332j:plain

 

街中で目を引くのは、日本では御法度の大麻製品です。キャンディ、クッキー、ドリンク・・・。ホント、何にでも入ってる。オランダと同じでチェコでも合法なんですね。コンビニやキオスクで堂々と売っていて、緑色ベースのパッケージがなんだかヘルシーなものに見えてきます。中には試してみた間違えて持ち帰ってしまう人もいるんじゃないですかね?f:id:greenbirdchuro:20190514234338j:plain

 

どうやらプラハの天文時計が時を告げるタイミングだったみたいで、旧市街広場にある旧市庁舎に人だかりができていました。1410年に主要部分が製作されて以降、暦表の盤やからくり人形たちが付け加えられ、時間をかけて現在の姿になったそうです。1時間おきに見れる人形からくりショーは、一見するとそんなに華やかではないですが、見れば見るほど複雑で精巧です。しかも、600年以上も時を刻んでいる現役感がスゴイ。もちろん、損傷して修理が必要になったことも度々で、特に第二次世界大戦で激しく損傷した後は3年かけて修理したそうです。f:id:greenbirdchuro:20190514234213j:plainいつ行っても人だかりでした。

同じ広場にあるディズニーランドのアトラクションみたいな建物は14世紀半ばから16 世紀初頭にかけて建てられたプラハで最も印象的な宗教建築「ティーン(税関)の前の聖母教会」。滞在中はずっとお休みで残念ながら一度も中に入ることができませんでしたが、祭壇画とプラハ最古のパイプオルガンが見れるらしいです。 f:id:greenbirdchuro:20190514234216j:plain

 

広場の中心で本拠地であるティーン教会を見ながら立つのは、宗教改革を行ったプロテスタントの指導者「ヤン・フス」像です。なんとこの方、カトリック教会を激しく批判して法王の怒りをかい、破門の上に火あぶりにされてしまいました。その理不尽さから「カトリックVSフス派」の戦争がおきてしまいます。いつの時代も争いごとには宗教や思想の違いが絡んでくるのが常ですが、彼の500周忌に製作されたこの像が市民の寄付金によって賄われたそうなので、指導者として偉大な方だったんですね。f:id:greenbirdchuro:20190514234206j:plain

  

甘い匂いに吸い寄せられるように行列に並んでしまったのは、チェコの国民的お菓子トゥルデルニークのお店でした。お菓子を作る様子が店頭で見れました。小麦粉の生地を細く伸ばす→金属の棒にくるくると巻き付ける→生地がきつね色になるまで回しながら焼いく→たっぷりのシナモンや砂糖の上で転がして味付けされ完成。これがテンポよく流れ作業で繰り返され、あっという間に作られて、あっという間に長い行列のお客さんがはけていく様子が面白くて目が離せません。f:id:greenbirdchuro:20190514234302j:plain見た目は大きなコルネという感じですが、触感はサクッ。色々なバリエーションのトッピングがありましたが、わたしのチョイスはアイスクリームのコーン代わりにトゥルデルニークを使ったコレ。f:id:greenbirdchuro:20190514234306j:plain中にはたっぷりのイチゴと甘々のチョコレートが入っていました。食べるうちに生地がアイスやチョコを吸い込んで柔らかくなっていくのもまた甘くて美味しくて・・・ついつい完食。

*今でも夢に出てきます。何度でも食べたいプラハのお気に入りお菓子です。

 

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